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Goldの例題解説「運用管理 - 運用管理用コマンド全般」

今回は、Goldの「運用管理 - 運用管理用コマンド全般」からの出題です。

例題

pg_basebackupコマンドに関する説明として、適切でないものを2つ選びなさい。
  1. A. 別サーバで動作しているPostgreSQLデータベースクラスタのベースバックアップを取得できる
  2. B. pg_basebackupコマンドの実行前にpg_start_backupコマンドを実行する必要がある
  3. C. fetch方式の場合、max_wal_sendersパラメータを少なくとも1以上に設定する必要がある
  4. D. オプションを明示的に指定しないで実行した場合は、WALはバックアップに含まれない
  5. E. テーブル空間が追加で作成されている場合は、テーブル空間内のデータはバックアップに含まれない

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。

解答と解説

正解 B,E

pg_basebackupコマンドはVersion9.1で実装されました。

【Aについて】
バックアップにはレプリケーションプロトコルが用いられ、リモートで動作している別サーバからもベースバックアップを取得することができます。

【Bについて】
pg_basebackupコマンドでは「pg_start_backupコマンドの実行」「データベースクラスタ配下のデータ転送」「pg_stop_backupコマンドの実行」が内部で自動的に行われるため、予めpg_start_backupコマンドを実行する必要はありません。

【Cについて】
max_wal_sendersは、fetch方式の場合ではバックアップ用に少なくとも1つは必要であり、Version9.2で実装されたstream方式の場合では2つのスロットが利用されます。
実際には、他のレプリケーション用の接続等も考慮した上で、max_wal_sendersの値は十分に高く設定する必要があります。

【Dについて】
-x等のオプションを明示的に指定しないで実行した場合は、バックアップにWALは含まれません。

【Eについて】
テーブル空間が追加で作成されている場合であっても、テーブル空間内のデータまで含めたバックアップを取得可能です。

よって、適切でないものはBとEです。

詳細は公式ドキュメントをご参照ください。(Versionによって仕様が異なる部分があるためご注意ください)
http://www.postgresql.jp/document/9.3/html/app-pgbasebackup.html

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  • 例題解説の提供:OSS-DBアカデミック認定校 NTTソフトウェア株式会社 OSS-DB Gold 認定者 河原翔氏作成

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