HOME > 受験対策 > サンプル問題/例題解説 > Silverの例題解説「運用管理」 > バックアップ方法(ファイルシステムレベルのバックアップとリストア)

Silverの例題解説「運用管理 - バックアップ方法(ファイルシステムレベルのバックアップとリストア)」

今回は、Silverの「運用管理 - バックアップ方法(ファイルシステムレベルのバックアップとリストア)」からの出題です。

例題

データベースを構成するファイルシステムを物理的にコピーすることでバックアップを作成したい。
最も適切な記述を1つ選びなさい。
  1. A. データベースファイルは上位互換性があるので、PostgreSQL 9.1の環境でコピーしたファイルをPostgreSQL 9.2の環境にリストアして使用できる。
  2. B. 例えば、testというテーブルを構成する物理ファイルの名前が10001だったとすると、このファイルを別のデータベース環境にコピーすれば、同じテーブルを使用できる。
  3. C. pg_dumpで取得する論理バックアップに比べると、ファイルシステムのコピーによるバックアップは一般的に高速である。
  4. D. pg_dumpで取得する論理バックアップに比べると、ファイルシステムのコピーによるバックアップは一般的にサイズが小さくなる。
  5. E. バックアップの取得時、データベースは稼働中のままで良い。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。

解答と解説

データベースのバックアップには様々な方法があります。データベースクラスタのディレクトリにあるファイルをすべて物理的にコピーするのは、もっとも基本的なバックアップ方法と言えますが、データベースを停止しなければならないため、実用的かどうかは環境の制限にもよるところがあります。
データベースクラスタには、メジャーバージョン間の互換性がありません。例えば9.1のデータベースクラスタのファイルをコピーして、9.2の環境にリストアしても、使用できません。
また、この手法ではデータベースクラスタ全体をバックアップする必要があり、一部のテーブルだけを取り出してコピーすることはできません。
pg_dumpによる論理バックアップと比較すると、pg_dumpではファイルを読み取った上で、その内容を抜き出して出力するという処理が必要になるため、単純なファイルコピーの方が一般的に高速ですが、pg_dumpではインデックスの内容などを出力しませんから、サイズはファイルコピーの方が大きくなります。

従って、正解はCです。

  • 今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
  • 採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
  • ご質問・ご意見はこちら
  • ※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

ページトップへ