HOME > 受験対策 > サンプル問題/例題解説 > Silverの例題解説「開発/SQL」 > SQLコマンド(関数定義、PL/pgSQL)

Silverの例題解説「開発/SQL - SQLコマンド(関数定義、PL/pgSQL)」

Yahoo!ブックマークに登録

今回は、Silverの「開発/SQL - SQLコマンド(関数定義、PL/pgSQL)」からの出題です。

例題

テーブルbankと関数tf1を定義した。

CREATE TABLE bank (accountno integer primary key, balance numeric);
CREATE FUNCTION tf1 (accountno integer, debit numeric) RETURNS numeric AS $$
  UPDATE bank
    SET balance = balance - debit
    WHERE accountno = tf1.accountno
  RETURNING balance;
$$ LANGUAGE SQL;

関数tf1について、以下の説明から適切なものを2つ選びなさい。

  1. A. テーブルbankの列balanceの値を変更し、変更前のbalanceの値を返す。
  2. B. テーブルbankの列balanceの値を変更し、変更後のbalanceの値を返す。
  3. C. 指定したaccountnoがテーブルbankに存在しない場合はエラーが発生する。
  4. D. 指定したaccountnoがテーブルbankに存在しない場合は0(ゼロ)を返す。
  5. E. 指定したaccountnoがテーブルbankに存在しない場合はNULLを返す。

※この例題は実際のOSS-DB技術者認定試験とは異なります。

解答と解説

例題のテーブルbankは口座番号(accountno)と残高(balance)という単純な構造のものです。
関数tf1は、SQLのみで記述された関数ですが、指定の口座について、balanceの値からdebitを引く、つまり預金を引き出した時の処理をするものです。PostgreSQLではこのように、単純な処理であれば、PL/pgSQLなどの手続き型言語を使うことなく、関数を定義できます。
UPDATE文のRETURNING句は更新後の値を返します。この場合は、預金を引き出した後の新しい残高ですね。
指定のaccountnoが存在しない場合、つまりUPDATE文のWHERE条件に合致する行が存在しない場合ですが、UPDATE自体はエラーにならず、行が1行も更新されないだけです。このとき、RETURNINGはNULLを返します。

従って、正解はBとEです。

例えば、
SELECT tf1(1001, 5000);
とすると、テーブルbankの口座番号1001の行から5000円が減額され、新しい残高が返されます。
非常に簡単な例なので、実際にいろいろと試してみることでマスターしてください。

  • 今回の解説について、理解できないポイントがあればどんどん質問をお寄せ下さい。
  • 採用になった方にはLPI-Japanオリジナルの記念品を贈呈します。
  • ご質問・ご意見はこちら
  • ※試験問題に関わるお問い合わせにつきましては、LPI-Japan事務局ではお応えできませんのでご了解ください。

ページトップへ